ヘッドレスCMS「microCMS」を運営する株式会社microCMS（本社：東京都千代田区、代表取締役：松田承一、以下当社）は、2025年10月28日（火）付けで、代表取締役社長及び役員の人事を下記の通り変更いたしますのでお知らせいたします。

■ 役員人事

1.新役員体制

2.退任

株式会社microCMSは、2017年9月の創業から約8年経過しました。日本製のヘッドレスCMS「microCMS」を中心に成長し、2024年6月には株式会社エイチームホールディングスにグループインし、さらなる成長に向けて取り組んで参りました。

この度、新たなステージへと「microCMS」を成長するための取り組みとして、現在のフェーズに適した経営体制を図るべく、上記経営体制への変更を行う形となりました。

なお、松田は代表取締役社長退任に伴い、当社役員を退任し、当社を退職する予定です。

■ 前代表取締役社長 松田承一 からのご挨拶

この度、株式会社microCMSの代表取締役社長を退任することとなりました。

2017年9月の創業以来約8年間、多くの仲間と共に「エンジニアの武器を作り出し、世界の進歩を後押しする」というミッションを胸に、サービスの立ち上げから成長の歩みを続けてまいりました。

「microCMS」はエンジニアの皆さまや企業のご支援に支えられ、日本製ヘッドレスCMSとして多くの方々にご利用いただけるサービスへと成長することができました。この場を借りて、心より御礼申し上げます。

昨年、当社は株式会社エイチームホールディングスの一員となり、より大きな挑戦ができる環境を得ました。その中で、さらなる成長フェーズに向けた経営体制の刷新が必要と考え、この度の決断に至りました。今後は、共同創業者である柴田和祈新社長のリーダーシップのもと、清水環新取締役をはじめとする経営陣・メンバーと共に、「microCMS」は一層の飛躍を遂げるものと確信しております。私自身は退任後、別の立場からではありますが、引き続き「microCMS」の発展を心から願っております。

これまで支えてくださったお客さま、パートナー企業の皆さま、そして共に歩んできた仲間に、改めて深く感謝申し上げます。新体制となる「microCMS」に、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

■ 前代表取締役社長 松田承一 のプロフィール

ブラジル生まれ千葉県育ち。東京電機大学を卒業後、ヤフー株式会社に入社。ツール系のAndroid / iOSアプリの開発やCTO室にて全社の技術支援を行う。その後スタートアップ企業や大学講師を経て株式会社microCMSを共同創業。著書「黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書（ヤフー黒帯シリーズ）」他。

■新任代表取締役社長 柴田和祈 からのご挨拶

この度、株式会社microCMSの代表取締役社長に就任いたしました。

まずは、これまで「microCMS」をともに築き上げてきた松田承一前社長、そしてサービスをご利用いただいているお客さま、パートナー企業の皆さま、そして日々支えてくれているメンバーに、心より御礼申し上げます。

「microCMS」は、日本を代表するヘッドレスCMSとして成長を続けてまいりました。しかし、CMS全体の市場規模と比べると、まだ大きな成長余地が残されています。今後はAIの発展も加速し、コンテンツ管理のあり方にも大きな変化をもたらすでしょう。そうした時代の流れを捉えながら、ヘッドレスの価値をより一層高め、あらゆるユースケースに柔軟に対応できるサービスを目指してまいります。

私自身、「microCMS」の最大の強みは「シンプルさ」であると考えています。多くのサービスは規模拡大とともに機能が複雑化しがちですが、デザイナー出身の経営者として、常に直感的で使いやすいプロダクトであり続けることをお約束いたします。

今後とも、変わらぬご期待とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

■新任代表取締役社長 柴田和祈 のプロフィール

慶應義塾大学を卒業後、ヤフー株式会社にデザイナーとして入社。広告事業に約5年半従事し、フロントエンドエンジニアとしても経験を積む。2017年に株式会社microCMSを共同創業し、現在は組織作りや事業戦略作りがメイン。著書「Next.js＋ヘッドレスCMSではじめる！かんたんモダンWebサイト制作入門」

■ 新取締役 清水環 のプロフィール

2015年、新卒でJRAシステムサービス株式会社に入社。スマートフォン向け競馬情報アプリの企画や馬券販売システムの運用に従事。2021年に株式会社microCMSへ参画し、ソフトウェア開発の知見を活かしたセールス／カスタマーサクセス業務に取り組むとともに、カスタマーサクセス組織のマネージャーとしてチームの立ち上げと運営を推進。現在はプロダクトマネージャーとして、プロダクト全体の企画・推進に携わっている。